てんこもり近・現代漫画日本・世界史  目次

「てんこもり近・現代漫画日本・世界史」の総目録です。
最初にお断りしておきますが、「てんこもり近・現代漫画日本・世界史」は、別の長編「鳥類大革命」の一部です。
具体的には、「鳥類大革命」の作品の中の登場人物である、一本杉俊介が描いた歴史漫画です。言ってみれば入れ子構造になってるというわけです。「鳥類大革命」が親で、 「てんこもり近・現代漫画日本・世界史」が子だというわけです。 「てんこもり近・現代漫画日本・世界史」は巨大な入れ子で、囲っている親を凌駕しています。今のところですが……。
さて、「てんこもり近・現代漫画日本・世界史」についてですが、
A部,B部,C部……と大きな部立てがあります。各部の内容を冒頭で述べていますが、だいたいの目安で正確ではありません。 その下にA-1,A-2,さらにA-3-2と細かく下層に枝分かれした章が続きますが、枝分かれは作画時の便宜上のもので一つ下層であろうと、もう一つ下層であろうと 章としてはすべてお互いが同等の章です。 各章の後ろの数字はその章の枚数(ページ数)です。 2021年1月現在で100章以上、総数2000枚す。 部や章はまだ増やし、また既存の章も改訂するつもりです。つまりこのサイトはこれからも「進化」し続けます



第 1 部 明治初期

黒船から幕末、明治維新、日本国家の形成を描いています。章ごとにこれまで何度も改訂してきていますが、 いまだに満足していません。これからも機会あれば手直ししていくつもりです。


第 2 部 明治から大正

日本が自信満々で、戦争、戦争の時代です。


第 3 部 昭和初期、日中関係も含む

日本が爛熟・崩壊への序曲の時代。歴史解釈や資料渉猟で作画に悪戦苦闘しましたが、自分なりに納得しているできばえだと うぬぼれています。


第 4 部 大東亜戦争

歴史資料の大海におぼれそうになりながら、それでも何とか作り上げました。ここでもいったん作り上げた章を バラバラにして描き直した事も少なくありませんでした。中でも日中戦争をしつこく描写したことは 従来の本にはないところだと自負しています。


第 5 部 第一次大戦前後

この部は最初は予定していなかったのですが、描くうちに絶対必要だという思いが強まり、とりかかりました。 第一次世界大戦はほとんど知識ゼロの段階から始めたのですが、人間はどんな悲惨な目にあっても学習しないのだなあという 思いに何度も陥ったものでした。


第 6 部 第二次世界大戦

第二次世界大戦はどうしても西洋中心の記述になりますが、そうはいってもその線で描かざるを得ません。 将来改訂を繰り返しもっともっと違ったいいものにしていきたいと思っています。


第 7 部 戦後、東アジア情勢も

終戦しても、日本も、アジアも、世界も戦後はこないで、新しいかたちの戦争が始まります。現代の混沌とした世界の 基礎をつくったのは、たった二人の怪人であるスターリン、毛沢東の個人的な狂気によると確信しています。 二人については多量の資料本を読んで自分なりに消化して得たものを詳細に描いたつもりです。
この部はもっともっと章を増やしたいと思っています。


第 8 部 各国史

この部も最初は予定外でしたが、やはり描きたくなりました。第一世界大戦からという区切りを超えて それ以前もその国の歴史に必要と思ったときは遠慮せず描きました。この部も増設したいと思っています。


第 9 部 中東戦争

 中東戦争は、難関でした。何度もトライしました。資料本も読みあさりました。ネームも文字で40ページ の小冊子も作成し、それに頻回に追加訂正をしました。しかし描き始めれません。苦労して作ったネームも膨大すぎて描き起こせない。 結局、最後の手段、重い腰をあげて、いままで苦労してつくったネームは無視して、採算もなしに一枚一枚ぶっつけで描き始めました。 ところがやりだすと不思議なもので、どんどん描きたい絵が浮かんでくる。この最初の章、「中東戦争 (1) 」はひと月かかっていません。 14枚描くのにそんなの自慢でもなんでもないだろうと言われるかもしれませんが、でも顧みれば、この章は準備に1年近くはかかっている。 そのことを考えると、一言記す価値はあるというもんです。
進捗しだした主因は、「一貫したテーマが確立した」ということにつきます。そのテーマは……。まあ、見てください。


【 別 】 歴史年表

描き上げてきた膨大な歴史事項を章ごとに列挙し、色分けした年表をつくりました。プリントしたものを のり付けしたら数メートルの年代巻物となりました。まあ一種の自己満足ですが、これも何かのかたちで清書したいと 思っています。